2015年7月20日月曜日

大迫の凄いところ 3(歴史)

 大迫では、5000年も前から人々が暮らしていました。その縄文時代の遺跡が沢山あるのです。


1 立石遺跡(内川目小学校の近く)からは、土偶300点、土製仮面が出土したほか、死者のデス  
 マスクに使われた土製の耳や鼻が全国ではじめて出土しました。


2 小田遺跡(亀ヶ森地内)からは、その当時の定説をくつがえす人物像がくっきりと刻まれた小石 
 が出土しました。国内初の大発見でした。


3 観音堂遺跡(町中心部)からは、縄文中期から後期にかけての大集落跡(300軒以上・県内最大級)が発見されました。



 その上、弥生時代の大発見もあるのです。

 アバクチ洞穴遺跡(外川目地内)は、平成8年に東北地方では初めての弥生人骨を発見し、日本人のルーツを探る上で非常に重要な資料として全国的に有名です。


 この人骨は、3歳から5歳くらいの子どもの骨で、右手首には貝玉でできた腕輪が巻かれていました。丁重に葬られた様子から、幼い子どもの死を悼む気持ちが時を超えて胸を打ちます。

 
 こんな歴史ロマンにあふれた大迫は凄いところです。

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